グランアレグリア(左)が制した2021年のマイルCS 23年には各馬の斤量は1キロずつ増える 10月17日、JRAは2023年から負担重量を引き上げることを発表した。レースの格によって細かく分類されたこともあり、定例会見で発表された当日は原稿を書くのに苦労したが、先日、改めてJRAの担当者に丁寧に説明してもらう機会があった。せっかくなので、ここで紹介したい。 まず、基本的な情報として古馬G1などの別定重量は基礎重量が58キロに統一され、牝馬、3歳馬に適用される減量幅に変更はない。 具体的なレースで紹介すると、今週行われるマイルCSは 古馬57キロ 古馬牝馬55キロ 3歳牡馬56キロ だが、来年からは 古馬58キロ 古馬牝馬56キロ 3歳牡馬57キロ となる。 重賞、平場でも3歳の馬齢重量をベースとしているレース以外は1キロ増がベースとなる。ざっくり言ってしまえば、例外はあるものの、基本的に