1976年(昭和51年)「少年キング」第32号から1977年(昭和52年)第42号まで連載。タイトルの由来にもなったギルガメシュ叙事詩に構想を得たSF漫画である。 設定 数千年前、地球に飛来した宇宙人が人類を支配し、文明を与え地球人から神と崇められた。その後、別の宇宙人種族、悪魔族が地球を襲い、もといた宇宙人は敗れてわずかに生き残った子孫は隠れ、一方悪魔族は地球を支配し、人類を奴隷とした。 あらすじ 197X年、円竜也とその姉・紀代子はおじの研究所に呼び出される。そこにはクローン技術により作り出された10人の擬瑠亀主(ギルガメッシュ)がいた。彼らは悪魔族の一味である円盤族(UFO族)に科学技術で対抗するべく、研究に研究を重ねていた。 研究所の場所を知った円盤族らは研究所を襲い、竜也やギルガメッシュを殺そうとするが、竜也はその祖父にあたる円鬼堂(エンキドゥ)に救われる。鬼堂は円竜也ら円家と、