「ミリオンセラー」って、なんか甘酸っぱい響きがありますよね。でも私たち雑誌屋さんの世界では、なかば「夢物語」みたいなところもあったり――。一昔前までは60万部、70万部は当たり前で「あわよくばミリオン」みたいなことだって夢想できた女性誌の世界でも、それは同じ。「実売部数100万部超え」って、10年近くなかったんです。 その壁を久しぶりに破ったのが、宝島社の「sweet」。「バカ売れ状態のおこぼれにあずかろう」なんてつもりはありませんでしたが(いや、少しはありますけど)、編集長の渡辺佳代子さんに会ってきました。当日の模様は日経ビジネスアソシエの7月6日号「ロングインタビュー」で掲載したのですが、誌面の都合で半分以上、削るハメに――。 そんなわけで、「日経ビジネスオンライン」にこっそりおじゃましてお届けするsweet編集長・渡辺佳代子さんインタビュー「ボーナストラック」です。で、よろしかったら