2008年は一眼レフがよく売れた。とうとう銀塩フィルム時代の記録、年間販売台数128万台を越えそうだという。春先には初心者モデル、秋には中級機が集中的に登場したが、機種もフルサイズからマイクロフォーサーズまで実に多くの製品が登場した。これら、2008年に登場したデジタル一眼レフを総括したいと思う。なお、文中の価格は、マイコミジャーナル「価格情報」の12月20日現在のカメラ単体の平均価格を記している。 エントリークラスは4万〜8万円、フルサイズは30万円前後 今年(2008年)、国内向けに一眼レフを発売したのは6メーカー、機種別では19モデルにもなる。これほど多くのモデルが一斉に登場した年はないだろう。春先には「EOS Kiss X2」や「D60」などのエントリー向けモデルが多く登場し、秋には「EOS 50D」、「D700」、「α900」などの中級機が次々に登場した。 年末の段階でクラス別で