これまで海外市場を目指せという政府の掛け声の下、コンテンツなど多くのサービス系産業プレーヤーたちが挑戦を行ってきた──ことになっている。しかし、気がつくと、それらの多くが空回りをしている。相手を知るという基本的なインテリジェンスが欠如しているからだ。 3月後半はコンテンツ系イベントが目白押し 今、南の島に向かう機内だ。昨日までの数日間は、臨海部の東京国際アニメフェア2009(TAF)の準備に追われ、初日は朝一番から弊社「動画革命東京」支援作品売却のプレス発表、お手伝いする宮城仙台アニメグランプリの表彰式、そして、後述する上海文化産権交易所の方をお招きしたシンポジウムと連続してこなし、その後コンテンツ学会の講演に参加し、そしてアニメフェアのために海外からのいらっしゃった方との会とあわただしい一日だった。 だから、南の島のリゾートで身体を休めに……と、いうわけでは、残念ながらない。政府関連会議
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