2009年10月19日のブックマーク (1件)

  • 「官僚たちの夏」と高度経済成長期の知財観 | 科学と生活のイーハトーヴ

    城山三郎原作の小説「官僚たちの夏」がTVドラマ化され、話題を呼んでいます。 高度経済成長期を支えた通産省官僚たちの物語で、熱い男たちの仕事ぶりが、地上の星のごとく輝いています。 ちなみに、私の弱点は「何かに熱中している男性」であることを告白しておきます。 先日放送された第8話は、主人公の一人である風越(佐藤浩一)が特許庁長官に就任するということで、新米特許技術者であり佐藤浩一のファンであるところの私も、わくわくして視聴に臨みました。 しかし……しかしですよ! なんですかこの特許庁の扱いの低さは。 要するに、出世コースを外れた風越の引き受け手として「三流官庁」たる特許庁が使われているわけです。 その後も、飛行機やコンピュータなどの技術開発がめざましく進むシーンは出てくるものの、そういった技術を知財としてどう保護し、生かすか、という話はまったく出てきません。 自由化で進んだ製品を