米大統領選に向けた共和党候補の1人Donald Trump氏が、Appleに対して製造拠点を米国に戻すよう強く求めるとともに、輸入品に対して多額の関税を課す意向であると宣言した。 Trump氏は新たな演説の中で、自身が大統領になった場合、米国を「かつてないほど強大な」国家にするつもりだと語った。その目標を達成するためのビジョンとして同氏が掲げているのは、軍事支出の増大、不法移民の入国を阻止するための巨大な壁の建設のほか、Appleなどの企業に製造拠点の回帰を求める同氏の要求を拒否できないようにする税制の導入だ。 Trump氏は米国時間1月18日、バージニア州にあるリバティ大学での講演で、「われわれはAppleに対し、他国ではなく、この米国でコンピュータなどを製造させるつもりだ」と述べた。 Appleに関する同氏の発言は、50分間の演説の終盤に行われたもので、Appleが「iPhone」を製