「ゴールド・フィッシング」の名で知られる窃盗の手口には、既に60年の歴史があります。しかし、シンプルかつ容易に宝石・ジュエリーを盗みとる手口として、今だなお現役です。 タイの英字紙バンコクポストが伝えています。 防犯課のサニット氏は、「この手口は、ずっと継続しています。人々が貪欲である限り、決してなくならないでしょう。」と話しています。 「ゴールド・フィッシング」を行う窃盗団は、2人あるいは3人組で、バス停や市場、ショッピングモールなど、街の至る所で、ターゲットを物色します。できれば、混雑している場所が理想的です。 まず始めに、窃盗団のメンバーらは、もしもの場合を想定し、逃げ道が確保しやすい場所を探します。 次に、彼らはターゲットを探します。ネックレスや指輪など、宝石・ジュエリーを身に付けている人なら誰でも、彼らのターゲットとなります。 そして、彼らは詐欺を実行する段階に入ります。サニット