嘗て、人前で歌うのはプロであった。 しかしカラオケというものが発明されるやいなや、人々はド素人丸出しの下手糞な歌を恥ずかしげもなく披露し始めた。これがblogである。 一緒にがなり立てるにせよ、聞いてるフリだけしてThroughするにせよ、皆それを受け入れた。そうしとかないと自分も歌うことが出来ないからだ。あるいは、ボックスに閉じこもって知り合い同士だけで歌うことに決めた者もいた。これがSNSである。 今や人々は歌うのに疲れ果て、思いつきを垂れ流すだけで済む楽チンなサービスに飛びついている。それがTwitterである。