(前記事「派遣切りの来タイ、成功するのは少数」から続きます。3回連載の3回目です) 「バックパッカーが帰りの航空券を片道で買うのはまだわかる。しかし、明らかにバックパッカーとは言えない日本人から、日本行き片道の航空券の注文を受けることがこの1年程度の間で随分増えた」(とっぴーさん) シーロムに店を構えるさくらホリデイは、カオサンと違ってバックパッカーの来店は比較的少ない旅行代理店です。しかし、そのさくらホリデイで、片道航空券が頻繁に出るというのです。駐在員本人だけを残して家族を帰国させたり(前記事「パナソニック駐在員の家族、一斉帰国へ」参照)、駐在員自体を所帯持ちから独身者に交代させる(前記事「駐在員の帰任・交代、相次ぐ」参照)という例はこの1年間に何社もありました。ですが、それだけではありませんでした。 ネット屋難民が来タイして、1ヶ月1万円程度の家賃のアパートに入ったとしても、半年程度
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