会社員を辞めて研究に戻ってきて、特に「良かったな」と思える瞬間として ① 試行錯誤にしっかり時間を使える ② アウトプットの質にこだわることに時間を使える という2つがある。 アカデミアに比べて、時間(=コスト)の使い方によりシビアなビジネスの世界では、基本的に物事は、その場で考えたこと、その場で起こったこと、その場で作ったものでどんどん進めるものであって、試行錯誤やこだわりに使える時間は、努力して作り出さないと得られない、本当に贅沢な時間になっている。僕も、会社員時代は「もっと色々試してから前に進みたい」「もっと資料の細部にまでこだわりたい」とは思っていても「費用対効果考えるとさっさと他の仕事やるべきだよなぁ」という現実を受け入れなければならない場面が多々あって、悔しい思いを味わっていた。そしてそういう思いをするたびに、「自分みたいなこだわりの強い人間は、会社員よりも研究者のほうが向いて
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