ブックマーク / masakitsu.hatenablog.com (2)

  • 漫画『さよなら絵梨』(藤本タツキ、2022)感想と雑考(ネタバレ) - つらつら津々浦々(blog)

    文化祭で上映した自主映画の評判のあまりの悪さに自殺を決意した高校生・優太が、ただひとりその映画を「気に入った」という同級生・絵梨に出会う、Twitter 上でまるで「クソ映画みたい」だと話題になった漫画『さよなら絵梨』(藤本タツキ2022)は、僕にとって激烈に心へ刺さりまくるタイプの作品とまではいわないまでも、技巧的で完成度の高い、そして “映画とはなにか” について質論的にいろいろと考えさせられる1作だった。以下、作についてすこしばかり掘り下げつつ、考察しながらレビューしてみよう。 (※2022.07.23 一部加筆修正) 〇 【以下、ネタバレありなのでご注意ください】 作が漫画配信Web ページ「少年ジャンプ+」上で公開された際、いっときTwitter 上にて「クソ映画」としてトレンドとなっていたのは、題材として映画(撮ること/観ること)を扱っている点と、それ以上にいわゆる「爆

    漫画『さよなら絵梨』(藤本タツキ、2022)感想と雑考(ネタバレ) - つらつら津々浦々(blog)
  • 『バートン・フィンク』についての雑考 - つらつら津々浦々(blog)

    『バートン・フィンク』……ジョエル・コーエン監督。1941年、ニューヨークの舞台で劇作家として活躍していたバートン・フィンクは、ハリウッドの映画会社キャピトルのリップニッツ社長に招へいされた。そこで依頼されたのは低予算のレスリング映画の脚だった。バートンは安ホテルに缶詰になって脚に取り組むが、一向に進まない。隣に部屋を借りていた陽気な保険セールスマンのチャーリーと仲良くなったことで、バートンは孤独なハリウッドで友人を得るが、彼の筆はなお進まない。そんなおり、バートンが当代最高の作家と心酔するビル・P・メイヒューと出会う。バートンはビルにアドバイスを求めようとするが、酒に溺れた彼の腕はすっかり駄目になっていた。そんなビルに献身的に接する秘書兼愛人のオードリーに心惹かれたバートンは、ある晩、彼女とベッドを共にする。しかし、彼が翌朝目覚めてみると、オードリーは何者かに惨殺されていた……。 ○

    『バートン・フィンク』についての雑考 - つらつら津々浦々(blog)
  • 1