上の表は、体重45kg・50kg・55kgの人の階段の上り下りで消費するカロリーです。たった1分でこれだけのカロリーが消費できるのですから、階段もあなどれませんね。 階段の上り下りには基礎代謝を高める効果も。 階段の上り下りは、段差のないところを歩くよりも、太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋を使います。大腿四頭筋は大きな筋肉であるため、鍛えることで基礎代謝の向上につながりやすいです。 大腿四頭筋は4つの筋肉で構成されていますが、そのうちの内側の筋肉(内側広筋)は、普段の生活では使われにくいため筋肉量が減少しやすく、基礎代謝の低下にもつながります。 普段から使っているように思える太ももの筋肉ですが、段差のあるところと段差のないところでは、使われる筋肉が違うのです。 階段を上ったり下りたりしている時の消費カロリーだけでなく、基礎代謝も高めて消費カロリーを増やせるのはうれしいですよね。 基礎代謝