我が国政府は、6月16日(金曜日)付けでモンテネグロ共和国を承認した。 本承認を受け、我が国は、6月21日(水曜日)及び22日(木曜日)の両日、外務大臣政務官を総理特使として、モンテネグロに派遣する予定である。同特使は、ミロ・ジュカノビッチ首相宛の小泉純一郎総理大臣の親書を携行の上、同首相をはじめとするモンテネグロ首脳と会談する予定。 山中特使の派遣は、今後の日・モンテネグロ関係発展の基礎となるものである。また、同特使の派遣は、モンテネグロを含む西バルカン地域の平和と安定を重視し、これに貢献していくという我が国の方針に基づくものである。 (参考) 5月21日(日曜日)のモンテネグロ共和国における住民投票の結果、独立賛成案が可決され、同国は6月3日(土曜日)、独立を宣言した。15日現在、米、英、独、仏、露、中等15カ国が国家承認済み。このような情勢を受けて、この時期に我が国が承認を行ったもの