カヌレというお菓子があります。自分が最初に知ったのは就職して東京にでてきたころ。小さいのにクソ高く、名前も見た目もこじゃれているという点でマカロンと同じ立ち位置という印象でした。 「フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来」によると、昔は薄い生地をラードで揚げてなかにマーマレードを詰めて砂糖をまぶしたものだったらしい。これが19世紀にトウモロコシ粉をつかって型で焼き上げるようになって、それが小麦粉にかわったりオレンジの花の水で香りをつけるようになったのを、最近になってボルドーカヌレ協会ができていまの形が主流になっていったようです。 フランス菓子図鑑 お菓子の名前と由来 作者:大森 由紀子発売日: 2013/07/19メディア: 単行本 そんなどこが憧れのあるカヌレをつくってみました。 衝動買いしたシリコン型で6回ほどつくってまあまあうまくできるようになってきているのでこれまで分かってきたことを