カンボジアで開催中のASEAN=東南アジア諸国連合や日米、中国の外相らが参加する会議で、日本の林外務大臣が発言した際に中国の王毅外相が退席したことがわかりました。 ASEANや日米、中国などが参加するEAS=東アジアサミットの外相会議は、カンボジアの首都プノンペンで始まっていますが、この会議で日本の林外務大臣が発言中に中国の王毅外相が退席したことが、ASEAN関係者への取材でわかりました。王毅氏は林大臣の発言終了後には席に戻ったということです。 4日に予定されていた日中外相会談は、台湾問題をめぐり、日本がG7=主要7か国などとともに「中国を非難する声明を発表したため」として、直前に中国側がキャンセルしていて、今回も日本への不満を表明したものとみられます。
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