タグ

2010年11月16日のブックマーク (2件)

  • 田口久人『受かる! 面接力養成シート』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    新カテゴリーで就職というのを作ってみました。この田口氏のはとても使いやすい。まず従来の面接は、1)著者の経験談に比重を置くものが多く、それはそれで面白いものがあるが、やはり読者側からするとその体験を自分のものとして活かせるかどうかはは別になってしまう、2)さまざまな面接のケースを網羅的に書くものが多く、読んでいくうちに疲れてしまう、という二つの特徴というか「弱点」があった。 しかしこの田口氏のは、まずA)著者の体験談はほとんどない。むしろあくまでも読者の経験(自己分析ともいうが)をあぶりだして面接に直結するという戦略を採用していて、あくまでも読者位に書かれている、B)薄い内容で、イラストも多用しているので記憶に定着しやすい、という特徴を持っている。 それでもケーススタディにあげられているものは、僕の読んだかぎりでは必要最低限のものであり、例えば講義で使用するのであればだいたい3、4

    田口久人『受かる! 面接力養成シート』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
  • 2010-11-16

    上念司さんが「これはいい」ということで頂戴したのだが、いまネットでも話題の菅原氏の経済学入門書である。書の特徴はふんだんに新聞の論説や社説、それに大学の経済関係の入試問題などを収録し、それを利用しながらマクロ経済(国民所得勘定、日国のバランスシート、IS-LM分析など)をとりあげ、またミクロ経済学でも、比較優位と消費者選択の話題をつなげる工夫をしているところが面白い。 このように新聞記事などを利用して経済学の体系的な知識を学生に取得させようという試みとしては、先駆的には『ゼミナール日経済入門』があった。しかしこの菅原氏のの特徴は、それよりも政策論争を意識した構成になっていることにあるだろう。たとえば日の財政赤字の真実を考える点でも十分に参考になるだろう。 さらに政策論争を利用しながらマクロ経済学の知識を取得できる書としては従来でも、飯田泰之『経済学的思考の技術』、拙著『経済論戦の

    2010-11-16