影響範囲 影響範囲とは、そのバグが影響を与える画面/機能数である。ある画面内だけで完結するバグから、そのシステム全体の挙動に影響を与えるバグまで、一言でバグといっても与える影響範囲はさまざまだ。当然、影響範囲が大きい(広い)バグの優先順位が高くなる。 例えば、ある画面のあるボタンのラベル文字の漢字が間違っている、というのは優先順位が低いといえる。しかし、複数の画面から呼び出されている共通コンポーネントの計算ロジックが間違っている、というのは優先順位が高い。また、エンドユーザにとって重要な情報が画面上に表示されないといったエンドユーザのシステム利用に影響を及ぼすものは優先順位が高い。 データ更新の有無 データ更新の有無とは、そのバグによって不正なデータがデータベースやファイルに書き込まれるか否かである。 不正なデータが発生する場合、そのデータを参照する他の機能もバグの影響を受けることになる。