原因 SQL Server サービスの自動起動がタイムアウトに達する原因として、OS 起動直後の CPU や Disk の高負荷がございます。 OS 起動時には、多くのサービスが同じタイミングで起動するため、CPU や Disk への負荷が高い状態となります。 このような状態では、SQL Server サービスは起動時に Disk からの読み込みも多く、CPU や Disk の高負荷の影響を受けやすいため、SQL Server サービスの起動に時間がかかり自動起動が失敗する場合があります。 このような場合、SQL Server サービスのスタートアップの種類を「自動(遅延開始)」に変更することで、起動時に CPU や Disk へ負荷が集中するタイミングを避けて SQL Server サービスを起動することが可能となります。 OS の起動時に SQL Server サービスの自動起動に失敗
テーブル設計をする時、varchar(nvarchar)かcha(nchar)rか迷う時ありませんか? 私の場合、感覚で決めてしまっているので、良い習慣ではありません。 そこで、少しまとめてみようと思いました。 [格納サイズ] charは設定したバイト数がそのまま格納サイズになります。 varcharは入力されたバイト数+2バイトが格納サイズになります。 このことから、 ・列データ エントリが類似したサイズになると想定される場合は、char を使用します。 ・列データ エントリのサイズがある程度異なると想定される場合は、nvarchar を使用します。 [プログラムから見た取扱のしやすさ] プログラミングの理由で、DB設計が影響を受けることは余り好ましくないというのが前提。でも少しだけ。 SQLで取り扱う場合、データ長を合わせてあると思いますので、問題に成りませんが、 ・charはデータ長
SQL Server で作成するテーブルの各列には、「文字列」「数値」などの型(「データ型」と言います)を指定しなければいけません。今回のエントリではどんなデータ型があるのか、どの型を選ぶべきなのかを考えていきたいと思います。 データ型とは テーブルを作成する時に、まずは列を定義していきました。社員番号を格納する列であるとか、社員名を格納する列、また給料を格納する列など。それに伴って、それぞれの列はどんなデータを格納するのかを決める必要があります。文字列の場合は「varchar」、数値の場合は「int」などを指定するのですが、この「varchar」や「int」のことを型(データ型)と呼びます。 エクセルであれば、とりあえずデータを入力しておいて書式はあとから変更するのも簡単ですが、SQL Server の場合は後からデータ型を変更するのは簡単ではないので、基本的に予め格納するデータ内容に合
適用対象:SQL Server - Windows のみ ファイアウォール システムは、コンピューター リソースへの不正アクセスを防ぐのに役立ちます。 ファイアウォールがオンになっているが、正しく構成されていない場合、 SQL Server への接続の試行がブロックされる可能性があります。 ファイアウォールを経由して SQL Server のインスタンスにアクセスするには、 SQL Server」などのファイアウォールのマニュアルを参照してください。 ファイアウォールは Microsoft Windows のコンポーネントです。 別のベンダー製のファイアウォール プログラムをインストールすることもできます。 この記事では、Windows ファイアウォールを構成する方法について説明しますが、基本的な原則は他のファイアウォール プログラムにも適用されます。 Windows ファイアウォールの管
はじめに この記事では、Microsoft 社が公開している Build an app using SQL Server の内容に従い、SQL Server を使用した C# アプリを作成します。 第30回 SQL Server 2019 勉強会@JSSUG (2020/5/16) のセッション資料です。 環境 OS: Windows 10 Pro 10.0.19041 N/A ビルド 19041 SQL Server: SQL Server 2019 Visual Studio: Visual Studio 2019 Community 環境のセットアップ SQL Server のインストール ウェブ上では、ホスト OS に SQL Server 2017 Developer 以上をインストール とあります。 こちら のサイトより、SQL Server 2019 Developer イン
はじめに この記事では、Microsoft 社が公開している Build an app using SQL Server の内容に従い、SQL Server を使用した C# アプリを作成します。 環境 OS: SUSE Enterprise Linux Server v12 SP4 SQL Server: SQL Server 2019 .NET Core: 3.1 LTS なお、本記事執筆時点において、WSL(Windows Subsystem for Linux) 上の SUSE Enterprise Linux Server に対するインストールはサポートされていません。 ※参考 - Microsoft Docs 環境のセットアップ ウェブ上では、ホスト OS に SQL Server 2017 をインストール とありますが、ここでは SQL Server 2019 をインストール
■要約 SQL Server上で動作するストアドプロシージャの単体テストをVisual Studioで行うための環境構築手順及び実施手順をまとめた ■0.はじめに 恐らく需要が少ないからだとは思うんですが、SQL Serverのストアドプロシージャに関する日本語の情報ってあまりなくて、さらに単体テストになると公式以外にはほとんど見かけなくて、結構苦労しました。 今後同じ苦労をするであろう人の最初の取っ掛かりになればという思いで、環境構築手順、実施手順をまとめました。 ■1.環境 Windows 10 Microsoft Visual Studio Professional 2019 ■2.環境構築 ▼2.1.前提条件 SQL Server Data ToolsをVisual Studioにインストールしていること (参考:https://docs.microsoft.com/ja-jp/s
SQL Server と .NET Framework は異なる型システムを使用しています。 たとえば、.NET Framework の Decimal 構造体の最大小数点以下桁数は 28 ですが、SQL Server の decimal データ型と numeric データ型の最大小数点以下桁数は 38 です。 データを読み書きするときにデータの整合性を保つために、SqlDataReader では、.NET Framework の型を返すアクセサー メソッドと共に、System.Data.SqlTypes のオブジェクトを返す SQL Server 固有の型指定されたアクセサー メソッドを公開しています。 SQL Server の型と .NET Framework の型は、両方とも DbType および SqlDbType クラスの列挙によって表されます。これらは SqlParameter
こんにちは、nagino です。 こちらでは開発者の方が多いようですので、とりあえず開発者の視点で初歩的な内容としては以下の認識で良いかと思います。 ●char 固定長の半角文字列を格納。 (数字ですが)JAN コードや、空港コードなど。 ●nchar 固定長の全角文字列を格納。 いい例が思いつきませんが、例えば会社の部署全てに漢字 2 文字の略称(営管、開1、等)を付与している場合。 ●varchar 可変長の半角文字列を格納。 英語の商品名や、ローマ字の氏名など。 ●nvarchar 可変長の全角文字列を格納。 日本語の商品名や漢字の氏名、日本語でのメモなど、日本語環境では使用頻度が高いと思われます。 名称は、以下のような規則になっています。 char/nchar ⇒ 固定長 varchar/nvarchar ⇒ 可変長 n付 ⇒ Unicode 対応(全角文字がある場合に推奨) n無
SQL Server 名前付きインスタンスへのリモート接続の設定方法 SQL Server 名前付きインスタンスへのリモート接続の設定方法 今回は SQL Server のデータベースエンジンに、リモートで接続するための設定方法についてです。 この記事では 「 クライアント PC の SQL Server Management Studio から、名前付きインスタンスのデータベースエンジンに SQL Server 認証を使って接続する。 」 というのを目的として進めていきます。 使用する TCP ポートは動的ポートを使わずに固定ポートで指定します。 それでは、ポイントをひとつずつ見ていきましょう。 ステップ 1: SQL Server 認証が有効化されているか確認する データベースサーバー上のSQL Server Management Studio でデータベースエンジンに接続し、オブジェ
IT Diary WindowsやOfficeに関すること、サーバやクライアント、プログラミング等、日々の運用業務で見つけたことの発見。趣味の自作PCのレポートなど。 ODBCでAccess2007からSQL Server 2012へ接続する為には SQL Server 2012側で設定をしなくてはなりません。 Access2007の接続側(Windows7)で、ODBCを作るだけでは接続エラーになってしまいます。 ↓の画像の用に作成中に「接続できませんでした。~アクセスが拒否されました。」と表示され 接続エラーとなってしまいます。 そこで、SQL Server側の設定を行います。 調べてみると SQL Server 2008 Expressでの接続ですが、ありました。 http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/chushin/introwinform_09/in
クライアントマシンからSQLServerにODBC接続したときに、なかなか接続できず、いろいろ調べました。 調べて設定したことなどをまとめておきます。 1~3の設定を行いました。 設定は基本的にサーバーで行う設定です。 1.[スタートメニュー]-[すべてのプログラム]-[Microsoft SQL Server 2008 R2]-[構成ツール]-[SQL Server 構成マネージャー]を起動。 2.[SQL Server 構成マネージャー(ローカル)]-[SQL Server ネットワークの構成]-[【インスタンス名】のプロトコル]をクリック。 3.右のエリアにプロトコル名の一覧が表示されるので、[TCP/IP]を右クリックし、有効化を行う。 ※SQL Server Browserの説明は後述。 1.[スタートメニュー]-[すべてのプログラム]-[Microsoft SQL Server
個人的な SQL Server お勧め書籍の紹介です。 ちょいちょい更新していきたいと思います。 [初めの一歩] SQL Server 2008の教科書 # SQL Server って何ができるんだろう、操作方法について学びたい方におススメ。 ひと目でわかるMicrosoft SQL Server 2008 [次のステップ] Microsoft SQL Server 2008オフィシャルマニュアル ↑洋書の Administrators Companion の日本語版 SQL Server2000でいってみよう SQL Server 2005でいってみよう 運用管理編 SQL Server 2005でいってみよう 開発編 [運用のお供に] アドバンストMicrosoft SQL Server 2008構築・管理 ↑MCS の方が書いた本、Windows Server 2008 の WSFC
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く