地球の地殻はジグソーパズルのピースのようなプレートに分かれていて、常に動いている。私たちはふだん気づかないが、プレートの運動はすばらしい芸術作品を生み出してきた。地球に山と海があり、恐ろしい地震や激しい火山噴火があり、今この瞬間にも新しい陸地が誕生しているのは、プレートがずっと動いてきたからだ。 ギャラリー:この世の果て? 地獄のような絶景写真12点 スケールが大きくてダイナミックなそんなプレートの運動は、多くの研究者を魅了してきた。最近発表された研究結果のうち、なかでも注目の研究結果を紹介しよう。 ひとつめは、地球のプレート運動が約14億5000万年後に幕を閉じるというものだ。膨張した太陽が地球をのみ込むのは約54億年後と考えられているので、それよりもだいぶ前になる。中国地質大学の地質学者である成秋明氏が、30億年前からの地球のマグマ活動の強さのデータを駆使して、プレートの下にあるマント
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