昨日、ネットで、83歳の男性が、自宅兼工場を放火し、全焼させたというニュースが報じられていました。 放火する直前、「運転免許証の返納を巡り、家族と口論になった」と話していたということで、警察は動機などを詳しく調べているとのこと。 奥様が軽いやけどを負った程度で、他に被害者がいなかったのがせめてもの幸いです。 この事件について、これ以上のことは何もわかりません。 ただ、運転免許証の返納をめぐる家族との口論が放火の要因になったことが確かだとしたら、この男性にとって運転免許証は、自宅・工場よりも存在の重いものだったということ。 どうしても失いたくない、誰に何を言われても、手元に置いておきたいもの、それが「運転免許証」。 家族の返納への説得は、この男性にとって自分の存在意義を脅かすものであり、パニックに陥れるほどの脅威になったとも考えられますね。 実は我が父親。 運転免許証は元々持っていませんが、