新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、各自治体が発表する感染者数が注目されていますが、専門家は大きく上下する日ごとの人数には一喜一憂せず、全体的な傾向を正確に把握できる指標として、直近1週間の平均の感染者数を参考にすべきだとしています。 新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、今月23日に東京都で366人、29日は大阪府で221人、愛知県で167人とこれまでで最も多くなるなど、日ごとの感染者数が注目されています。 しかし、自治体が発表する感染者数は報告の遅れや検査の状況などの影響を受けて、東京などでは日によって100人単位で上下しています。 このため、専門家はこうした日ごとのデータで一喜一憂せず、全体的な傾向を正確に把握するため、直近1週間の平均の感染者数を参考にすべきだと指摘しています。 たとえば、東京の場合、今月20日以降の10日間で、発表される感染者数が最も多かった23日と、その