http://www.videonews.com/on-demand/371380/001331.php マル激トークオンディマンド 秋葉原連続殺人事件は、結果的に派遣社員の過酷な勤務状況に社会が注目するきっかけとなっているようだ。既に舛添要一厚生労働大臣は、「日雇い派遣の原則禁止」の方針を打ち出すなど、事件の衝撃性から政治もいつになく敏感に反応しているが、派遣社員やフリーターが抱える問題を取材し、彼らの待遇を改善するための運動に参加してきた作家の雨宮処凛氏は、派遣労働者の待遇が改善されることは歓迎する一方で、自分たちが長年訴えても通らなかった要求が、この事件のおかげで一気に通ってしまったことを複雑な感情で受け止めていると言う。