八月十八日 ギリシャは将来もユーロ圏か・・・ 損切りをした方が損害が小さいと思うのだが。 手続き的には通貨解体は面倒だろうけれど、混乱したとしても負債の総量は変わらないのだから、最終的な損害は早く損切りする方が少なくて済むというのは不良債権を処理するときの基本のはず。 生産性というのは金額で計るもので、がんばり度ではかる物ではない。だから、南欧の人たちはいくら頑張ったところで、ドイツマルクが多少安くなったに過ぎないユーロを使用していて、あの技術力で生産性が上がるはずがない。 南欧の人たちの労働時間は確かに少ないかもしれないが、増やしたからってどうなる物ではない、だからサボタージュで抵抗している南欧の人たちの認識は正しい。もっと頑張れば立ち直るはずというドイツ人のいっていることはひどい。 本当に南欧の人たちの生産性を伸ばしたいのなら、インフラをドイツ並みにし、ドイツの技術を根こそぎ移植しない