バイデン米大統領、ウクライナ侵攻に危機感 ロシアにドル取引停止を警告 2022年01月20日20時32分 ロシアのプーチン大統領=19日、モスクワ(AFP時事) 【ワシントン時事】バイデン米大統領は19日、ホワイトハウスで行った記者会見で、緊張が続くウクライナ情勢について、「私の見立てでは(ロシアが)侵攻する」と述べ、軍事衝突の発生に危機感を示した。ただ、ロシアのプーチン大統領との首脳会談への意欲を示し、外交を通じた事態打開を諦めない姿勢も強調した。 バイデン氏就任1年 募る焦り、2年目に向け臨戦態勢 米政府は、ウクライナ国境周辺に展開するロシア軍の動向に関連し、プーチン氏が侵攻を決断していないと分析してきた。バイデン氏は、この分析よりも踏み込んだ認識を示した形だ。 ロシアはウクライナへの軍事圧力を強め、米欧に北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大の停止などを要求。これに対し、米側は欧州と
豪とNZ、トンガへ物資輸送開始 支援加速、細心のコロナ対策 2022年01月20日16時58分 20日、海底火山噴火による被災支援のため南太平洋の島国トンガの国際空港に到着したオーストラリア空軍機(AFP時事) 【シドニー時事】オーストラリア、ニュージーランド(NZ)両国政府は20日、海底火山噴火と津波に襲われた南太平洋の島国トンガに対して軍の輸送機を派遣し、災害発生後初めて救援物資を届けた。これまで新型コロナウイルス感染者が1人しか確認されていないトンガへのウイルス流入を阻止するため、細心の注意を払って対策を講じた。日本も自衛隊によるトンガ支援に着手。15日の災害発生から5日が経過し、各国による支援が加速してきた。 飲料水汚染に懸念 海底ケーブル修復に時間―トンガ NZ政府によると、輸送したのは水や衛生用品、発電機など。コロナ対策として物資の受け渡しは「(乗員と地上側との)接触なし」(ヘ
米、南シナ海・西沙で「航行の自由作戦」 中国は反発 2022年01月21日00時18分 米軍のミサイル駆逐艦「ベンフォールド」=2017年8月、米海軍提供(AFP時事) 【北京時事】米海軍第7艦隊は20日、ミサイル駆逐艦「ベンフォールド」が同日、南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島周辺を通航したと発表した。中国の過剰な海洋権益主張を否定する「航行の自由作戦」の一環。 〔写真特集〕ステルス駆逐艦ズムウォルト 中国軍南部戦区は20日の報道官談話で、同艦の通航について「中国領海に違法に侵入し、中国の主権や安全を著しく侵犯した」と反発した。さらに「米側に挑発行為の即時停止を厳正に要求する。さもなければ(米側は)不測の事態による重大な結果を引き受けることになる」と警告した。 中国国防省の呉謙報道官も20日夜、談話で「強烈な不満と断固とした反対」を表明。「中国軍はあらゆる必要な措置を取って威嚇や挑発に
サムライ博物館、独でオープンへ 「日本国外では最大」 2022年01月20日13時31分 ベルリンの「サムライ博物館」に展示予定のよろいかぶと。江戸時代中期のもの(同博物館提供・時事) 【ベルリン時事】ドイツの首都ベルリン中心部で、日本の侍のよろいかぶとや刀剣などを展示する「サムライ博物館」がオープンする。博物館が19日、発表した。開館予定日は5月8日。 〔写真特集〕いにしえの刀剣 設立者は民間収集家のペーター・ヤンセン氏で、自身が約30年かけて集めた1000点超を、1500平方メートルの敷地で展示。侍を扱った博物館としては「日本国外で最大で、欧州では初」という。 展示品は、古墳時代後期の西暦500年ごろから、明治時代初期のもの。武具のほかにも江戸後期から明治にかけて活動した浮世絵師、歌川貞秀の作品なども展示される。3次元(3D)映像など最新技術も使われているという。ヤンセン氏は「日本文化
台湾、グアテマラのロビー活動支援 年1億円、中国対策か 2022年01月19日16時27分 【サンパウロ時事】グアテマラ政府は17日、台湾の「支援」を受け、米国でロビイストと契約を結んだと発表した。特定の国・地域が他国のロビー活動を支援することが明るみに出るのはまれ。台湾は最近、中国の台頭を受けて中米諸国から次々と断交されており、国交があるグアテマラを何とかつなぎ留める意図があるとみられる。 台湾副総統、ホンジュラス訪問へ ロビイストは、特定団体の利益を政治に反映させるため議員らに働き掛ける活動を行う。グアテマラ政府は「米国でのわが国の立場を強めるための台湾の支援に感謝する」と表明した。一方、契約したロビイストは米司法省への報告で、年90万ドル(約1億300万円)の契約金について「支払い義務は台湾にある」と説明した。 国際 コメントをする
東京証券取引所は2022年1月11日、4月4日に実施する株式市場再編後の全上場企業の所属先を公表し、実質最上位のプライムには1841社が上場することになった。東証1部のうち8割強が移行し、プライム以外に移る企業は2割弱に留まった。 上場基準を厳しくして、新陳代謝を促す狙いがあると言われているが、その本質は会社の組織変更と同じと筆者は見ている。 再編までの経緯 経緯を辿って見よう。昔は東証には1部と2部があり、1部が上で、2部がその2軍だった。他にもジャスダック、ヘラクレスとマザーズがあって、こちらはベンチャー企業用。 ジャスダックは、1960年代からもともと日本証券業協会という、取引所でない全然違うところがやっていたが、2004年に取引所に変わった。 ヘラクレスは1999年に前身が設立され2000年から大阪証券取引所がやっていて、マザーズは1999年から東京証券取引所がやっていた。 ジャス
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