ロシア新会社に出資せず サハリン2撤退貫く―英シェル 2022年09月02日20時25分 英シェルのロゴマーク(EPA時事) 【ロンドン時事】英石油大手シェルは2日、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」をめぐり、新たな運営会社に出資しないと明らかにした。ロシア政府にも通知した。ウクライナ侵攻を受けて表明したロシア事業からの撤退方針を貫いた形で、日本とは対照的な対応となった。 対ロ条件交渉、越年の公算 日本商社の参画承認―サハリン2 シェルは従来のサハリン2運営会社に約27.5%出資。報道によると、16億ドル(約2240億円)相当の持ち株は回収の見込みがない資産として損失計上した。ただ、今後もサハリン2から液化天然ガス(LNG)を調達できる契約を結んでおり、顧客への供給義務を果たしていくという。 国際 コメントをする
インド初の国産空母就役 中国に対抗、2隻態勢に―「植民地的」軍艦旗変更も 2022年09月03日07時15分 インド初の国産空母「ビクラント」=2021年8月、南部コーチ(インド海軍提供、AFP時事) 【コーチ(インド)時事】インド初の国産空母「ビクラント」が2日、就役した。インド洋に配備される予定で、旧ソ連製を改装した就役中の「ビクラマーディティヤ」と合わせ空母2隻態勢となる。近年同海域への進出を強める中国を念頭に置いた海軍力強化の一環と位置付けられ、インドは3隻目の空母建造も視野に入れている。 高まる緊張、外交の針路は 「非軍事」の戦略探る―東アジア情勢 モディ首相は南部コーチの造船所で行われた就役式で「ビクラントは単なる軍艦ではなく、インドの技術と才能を証明するものだ」と力を込めた。 ビクラントは全長262メートル、排水量約4万5000トン。ミグ29など戦闘機30機の搭載が可能で、傾
チリで新憲法めぐる国民投票 「急進的内容」で否決の可能性 2022年09月03日20時32分 チリ新憲法草案の是非を問う国民投票を前に、投票用紙を見せる職員=2日、サンティアゴ(AFP時事) 【サンパウロ時事】南米チリで4日、ピノチェト軍事政権(1973~90年)下の1980年に制定された憲法に代わる新憲法草案の是非を問う国民投票が実施される。388条から成る新憲法案は女性や先住民の権利拡大、社会保障の面で国の大幅な役割強化などがうたわれている。 チリ下院、全議員に麻薬検査 「透明性」追求、人権侵害と反発 チリでは、社会格差拡大で閉塞(へいそく)感が強まっていた2020年10月に行われた国民投票で、約8割の賛成票を得て新憲法を制定することが承認された。ただ、直近の世論調査では、左派勢力が多数を占める制憲議会によって練られた「急進的」な新憲法案への反対が賛成を約10ポイント上回っており、否決
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く