タグ

ブックマーク / petronius.hatenablog.com (3)

  • メタ的な意識を持ったハーレムメイカーはどこへ行くのだろう? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    まぁ話としては、どうしても連載を追いたくなるほどでもない普通の話なんだけれども、「ハーレムメイカー」という視点で見ると、非常に興味深い設定をしている作品で、その設定の故か、普通のショートストーリーも凄く深く見えてしまうので、今後、これの「オチ」をどこに持っていくか、ということが凄く気になっている。 というのは、地獄から逃げ出した「駆け魂」というのが逃げ込んだ人間から取り出すという使命を持つエルシィという少女のバディ(協力者)となって、女の子を次々攻略する・・・という話なんですが、この女の子を口説いて「落とす」と「駆け魂」確保できるという設定は、そのものズバリ、何人もの女の子を攻略することができるという現代物語上の嗜好を凄く満たしてくれる設定です。 けどね、、、なかなかこの作品が秀逸だなーと思えるのは、女の子を攻略する側の主人公に、非常に冷徹というか高いメタ意識が存在しているので、とてもクー

    メタ的な意識を持ったハーレムメイカーはどこへ行くのだろう? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    castle
    castle 2009/10/17
    「女の子を救済する事は、単純に恋をするとかではなくて「その人の本質を全うさせること」」「メタ的な視点で参加しているが故に、自分がその「新しい現実を作っていく」ことにパートナーとして参加することはない」
  • 【映画版エヴァ破考察 その弐】 庵野秀明は、やっぱり宮崎駿の正統なる後継者か!?〜「意味」と「強度」を操るエンターテイメントの魔術師 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    映画版ヱヴァ破考察 その壱】僕たちが見たかった「理想のヱヴァ」とは?〜心の問題から解き放たれた時、「世界の謎」がその姿を現す http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20090710/p2 続きです。 ■そこに世界があるという群衆シーンと世界の風景の精密さが、そこに「ある」というリアル感を再現する もう一つ、この新映画版が、テレビシリーズと大きく異なるところは、 (1)人物・群衆シーンの大幅な挿入と細かい演出 (2)世界の緻密な描写〜モノそのもののリアル〜得る強度 です。(1)は特に感動した人も多々いると思うんですが、予算の問題をクリアーして技術(CG)のレベルが上がっているからできることなのですが、群衆が非常に多く細かく書き込まれているいますね。いってみれば、その他、無名の人々。たとえば、テレビ版では、「その他のクラスメート」というのは非常に影の薄い

    【映画版エヴァ破考察 その弐】 庵野秀明は、やっぱり宮崎駿の正統なる後継者か!?〜「意味」と「強度」を操るエンターテイメントの魔術師 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    castle
    castle 2009/07/24
    「背景を高密度に描くとそこに強度が生まれる」「科学を宗教のように熱烈に信じて世界が変わっていく信仰」「科学が世界と人の未来を変えるという信仰なくして、近代人の壮大な夢と希望とワクワク感はわかりません」
  • 『偽物語』 西尾維新著 たとえ偽物であっても、自覚のもとにそれを貫くことは、実は本物より強い本物なんだ(1) - 物語三昧

    うわーん、おもしろいよー。 まったく、何がいいかっていいづらいんだけど、麻薬のように面白い。めっさ、たまらん。昨日3時半ごろまで、頑張って読んでいたが…・そのまま寝落ち。を読みながら、意識を失ったのは、ここ数年で久しぶりかも。ふつうはちゃんと、電気消して、フェイドアウトするんだが。いま半分というところ。ひたぎさんの、Sが、、、、やばすぎます。激かわです。 ふとおもったんだが、僕の中で「正義の味方」については、「パトレイバー以後」及び「Fate以後」という概念の分水嶺があるようで、、、これを現実のアメリカとかで言うと、911以後と同じ意味なんだと思うんだけれども、それは、正義の味方というものの定義を、まじめにリアルに突き詰めているかどうか?、そしてそういった動機の持つ論理的な帰結を、抽象的マクロ的に「結果」として書き手が、読み手が理解しているかどうか?ということ。 詳細は感想で書くけれども

    『偽物語』 西尾維新著 たとえ偽物であっても、自覚のもとにそれを貫くことは、実は本物より強い本物なんだ(1) - 物語三昧
    castle
    castle 2008/09/06
    「キャラクターが「このこと」を深く理解していること、また物語自体の設計が、「このこと」を前提として描いて」「たとえ偽物であっても、自覚のもとにそれを貫くことは、実は本物より強い本物なんだ、という発想」
  • 1