インターネット協会が開催した「迷惑メール対策コンファレンス」の中で、OP25Bをはじめとする迷惑メール対策の効果が示された。 「日本発のスパムは割合としては減少傾向にある。これはOutbound Port25 Blocking(OP25B)が普及した成果であると思う」――。 インターネット協会は5月28日、第4回目となる「迷惑メール対策コンファレンス」を開催。この中で、迷惑メール対策を目的とした業界団体、JEAG(Japan Email Anti-Abuse Group)の赤桐壮人氏(日本オープンウェーブシステムズ)は、OP25Bをはじめとする対策がスパムを食い止める上で一定の成果を挙げたと述べた。 OP25Bとは、文字通り、管理下のネットワークから25番ポートを介した外部向けのトラフィックを遮断する対策だ。 かつてスパム送信の主な手段は、オープンリレーサーバを踏み台化するというものだった
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