ウェルズ・ファーゴのびっくりマイナス 米ウェルズ・ファーゴ、10月新規口座開設件数44%減―架空口座発覚で 2016年11月22日 09:41 カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置く米金融大手ウェルズ・ファーゴ<WFC>は前週、今年9月初めに発覚した顧客に無断で架空口座を開設し違法取引を行っていた問題に絡んで、問題発覚1カ月後の10月の個人の新規口座開設件数が前年比44%減と、急減したことを明らかにした。 また、個人の新規のクレジットカード申請件数も同50%減となったほか、各営業店舗への来店客数も急減し行員との接客件数も同22%減、窓口取引件数も同10%減となるなど、架空口座スキャンダルによる同行の信頼失墜の影響が広がっていることを示した。同行では12月中旬に今回の調査結果の最新版を公表するとしている。 同行はすでに10月12日の取締役会で、架空口座を開設して不正に利益を上げていた問