本記事は最新のネタバレを含むので、自分で読みたい人は別の記事を読んでください。 こちらはネタバレなしで鬼滅の刃の面白さを書いてます→『鬼滅の刃』は絵が下手でもストーリーが抜群なら超絶面白いことを証明した奇跡の作品である * * * ジャンプ最新話、いわゆる「鬼滅本誌」で人が死にすぎている。 第200話「勝利の代償」では、長い長い夜が明けた。 鬼舞辻無惨が太陽の日に晒され、ついに消滅した。 鬼舞辻無惨は日の光に消えていったのだ。 鬼殺隊は長き闘いの末、勝利を掴んだ。 普通の漫画であれば、ボスキャラに勝利した後は明るく楽しくめでたく終わっていく。 しかし『鬼滅の刃』は全然めでたくない。 というか、勝利して逆に哀しくなってくる。 こんな漫画ははじめてだ。 第200話「勝利の代償」は鬼舞辻無惨の消滅から始まる。 この時点で僕はまだ「勝利」を確信できていなかった。 また生き返るのではないかと思ってい