Photo by Wikipedia ケタミンが「即効性の抗うつ剤」になる可能性については以前紹介しましたが、この度ケタミン入りの点鼻スプレーが開発されました。 元は麻酔薬として開発されながら、ドラッグとして乱用されたことから違法薬物に指定されているケタミン。 ですが抗うつ剤としては、効果があらわれるまでに数週間から数ヶ月を要する従来の抗うつ剤である選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と比較すると、即効性と呼べるほどに極めて早く、わずか数十分から数時間で効果を表します。 これまでの研究では7割のうつ病患者の症状が緩和され、ケタミン自体が体内から排出された後も2週間程度その効果が続く他、うつ病患者に見られる自殺念慮も24時間以内に消え去ってゆきます。 なお、抗うつ剤としてのケタミンの摂取量は麻酔に用いられるよりも遥かに低量で効果を発し、医師のコントロール下での投薬であれば体へのダメー
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