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COOLに関するcattymanのブックマーク (2)

  • 想い出がオッパイ - Everything You’ve Ever Dreamed

    デスクの上に無造作に積み重ねられた書類は、早朝の路地に捨てられた夜のゴミを想わせた。パソコンの起動音がなり終えると受信箱を埋め始める未開封メールは、サラリーマンの群れが電車からホームに吐き出されるシーンを網膜の裏に再生させた。繰り返される冴えない日々。黒人大統領やキムタク総理が「チェンジ!」と叫んだところで僕の周りは何も変わらない。何も。 僕は事務所の片隅で忘れられていた足の歪んだ丸椅子をひっぱり出してシュレッダーの前に陣取り、コーヒーをすすりながら日付の古いダイレクトメールを片っ端から細切れにした。機械に吸い込まれていく紙の上、僕の目に飛び込んできた空はあの日と同じだった。同じ色彩を帯びていた。 「空が高い」なんて表現は嘘だとあのときの僕は思った。一年前の晩秋。ロボット展覧会の帰り。国立博物館から出て、上野公園の砂利道を歩く僕のうえの空は深く、青く、いまにも手の届きそうな距離にあった。黄

    想い出がオッパイ - Everything You’ve Ever Dreamed
    cattyman
    cattyman 2008/11/24
    名言の宝庫
  • 透けブラ少女は空を翔る - Everything You’ve Ever Dreamed

    事故を告げる電光掲示板。僕はホームから夜空を眺めた。人身。遅延。予め組み込まれた橙色の文字列が素知らぬ顔で左から右へと秋風のなかをすり抜けていく。左から右へ。橙色のドット。駅員に詰問する会社員風の男。弁明する腕章を巻いた駅員。喧騒。ヘッドフォンをして気長に電車の到来を待つことにした僕に、女性が「なにがあったんですか」と尋ねてきた。僕は電光掲示板に映しだされた文字をそのまま声にして繰り返した。音のないヘッドフォンを介した僕の声はやけに無機質で遠く、あの掲示板の親戚みたいだった。ヘッドフォンの音量を上げる。プライマル・スクリームの「ロックス」が僕に飛び込んできた。 「ロックス」が収録されていたアルバムは出来損ないのストーンズみたいだった。カート・コバーンがショットガンで頭をぶち抜いたあの年の秋、大学生だった僕はダメストーンズをCDウォークマンに入れてヘビーローテーションしていた。あの日も何かの

    透けブラ少女は空を翔る - Everything You’ve Ever Dreamed
    cattyman
    cattyman 2008/09/21
    やればできるじゃねえか豚野郎!こういうの待ってたんだよ、すげえなおめえ!/今まで安いブクマで甘やかさなくてよかったって思ったZE!
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