今日一日の労働を終えて帰宅したら、思いがけないプレゼントが届けられていた。自室のスキャナーの上に置かれていた1通の手紙。自筆の宛名書きと見覚えのあるレターデザイン。もしや…と思い、震える手で裏返してみたところ、簡潔な文字で「小川麻琴より」との署名。差出主は、8月27日にモーニング娘。を卒業した小川麻琴さんでした。腹ペコで帰宅したハズなのに、胸イッパイになって食欲が減退する羽目に。夢見心地で手紙を眺めながら、しばらく涙ぐんでました。 ▼4月の卒業発表以来、幾度となく送り続けていたファンレターの返事が、届けられた。でも手紙を書くときには返信なんか期待していなかったし、それよりも「小川麻琴」宛てのファンレターが事務所に届けられるという事実こそが重要なんだと叱咤して、ただひたすら書き続けた。塞がりかけていた傷口から、またぞろ生温かい血がドロリドロリと湧き出てくる…もしかしたら、もう彼女に逢うこと