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科学と考え方に関するcelestial_spiraのブックマーク (3)

  • セロトニンで出世する方法 週刊プレイボーイ連載(17) – 橘玲 公式BLOG

    この10年くらいのあいだに脳科学は急速に進歩して、私たちの脳が化学物質によって大きな影響を受けていることが明らかになりました。 脳の仕組みというのは、簡単にいえば入力と出力のあるデジタルマシンで、ニューロンとニューロンの間を化学物質を使って情報伝達しています。そのため、脳内化学物質によく似た薬物を摂取すると、ニューロンが活性化して特有の精神作用が生じます。 これを利用したのがドラッグで、覚醒剤として知られるアンフェタミンは脳内でノルアドレナリンやドーパミンを放出させ、強い快感を引き起こします。逆にアヘンからつくられるヘロインやモルヒネは、興奮の伝達を遮断することで痛みをやわらげ、多幸感を生み出すことが知られています。LSDやエクスタシーのように、脳内の知覚刺激反応を増強させて、恍惚感をともなう神秘体験を起こす薬物も開発されました。 いまでは、脳を直接刺激して精神を操作する方法も見つかってい

    セロトニンで出世する方法 週刊プレイボーイ連載(17) – 橘玲 公式BLOG
  • 学会発表は優等生じゃなくていい | 今日も脳天気

    水曜日から4日間にわたって開催される、第34回日神経科学学会。日の学会に参加するのは、実に9年ぶり。 この学会はラッキー残念なことに演題登録が半年も前に締め切られる。さすがに着任前後にそれをやっている余裕は無かったため、今回は遺憾ながら発表無しでの参加となる。参加するからには発表するという私のポリシーには反するのだが、せっかく帰国して自分のラボを立ち上げたのだから、この分野日最大規模の学会に参加して、日のサイエンスの現在の流れを肌で感じてこようと思う。毎晩旧友と飲みに行こうなんて、これっぽっちも考えていない。ほんとに。 この学会に限らず、比較的規模の大きい学会年会の一般演題登録は、開催日の半年程度前に設定されることがままある。逆に言えば、毎年発表する場合には、学会発表の後、半年経つと次の学会発表の要旨を書かなければならないということに他ならない。これは一見当たり前のようだが、少なく

  • どうやらあと20年くらい、地球温暖化は進みそうにない: 極東ブログ

    どうやらあと20年くらいは、地球温暖化は進展しなさそうだ。9日のBBC「What happened to global warming? (地球温暖化に何が起きたか?)」(参照)を読んでそう思った。率直に言うと、私としては科学的議論がどうたらということではない。そうではなく、日で言えばNHKみたいな公共放送であるBBCが気候変動懐疑論者(Climate change sceptics)の話をそれなりに、おちょくりでもなく取り上げてきたのかと驚いたということだ。つまり、このあたりが一般向けの国際ジャーナリズム的な転機の潮時の合図なのかなと思ったのだった。 科学と非科学は厳密に区別ができると言う人々がいるが、私には、地球温暖化の是非について問われるとよくわからなくなる。そのあたりは以前、「極東ブログ:[書評]正しく知る地球温暖化(赤祖父俊一)」(参照)にも書いた。もっとも、これは科学対非科学

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