第5回 企画書は永遠のβ版? 間違いだらけの企画の進め方:【連載】「バリュープロポジション」から考えるマーケティング戦略論(1/2 ページ) まず目的と解決すべき課題を仮決めする。そして、叩き台となる1~2枚の企画書を作る。その叩き台となる企画書を基に、周囲に意見を求め、新しいアイデアを取り込みながら、実行/検証し、改善する。この方法であれば確実に企画を前に進めることができる。 時間だけが過ぎ、成果を生まないプロジェクト プロジェクトを開始して3カ月も経過しているのに、なかなか成果を生み出せない――。あなたはこんな経験をしたことはないだろうか? そのようなプロジェクトは、往々にして次のような順番で進められていることが多い。 市場状況、競合状況、お客さまの状況などを詳細に分析/把握する 関係者に広く意見を出してもらい、状況把握に努める それぞれの課題と対策を作る その上で、きちんとした戦略/