857 1 sage 2012/04/29(日) 20:38:15.16 ID:xwR1mIdl0 去年の11月末頃のことを。 その日俺はバイトのシフトが入っていたので、大学から直でバイト先に向かった。 そしていつも通り仕事をしていると、店の外にチラッとなんか変な物が見えた。 色は白に近い灰色、人の形をしているのだが胴体や手足頭はあるけど他に体の凹凸 みたいな物が何も無くのっぺりしている。服を着ているようにも見えないけれど、 色の事もあって全裸という感じでも無さそう、そんな感じの奇妙な物体が店の 前を通り過ぎていく。 「うわなんだあれ」と思った俺は、まだ客も少ない時間だった事もあり外へ 出てそれを確認してみると、やはり人のような形はしているが人では無さそうで、 自分の真横を通り過ぎたので顔も見えたのだが、頭はあるけどのっぺらぼうの ように目鼻口も髪の毛も何もない。 かといって前身タイツを着
23 パンドラ[禁后]1 sage 2011/12/16(金) 17:09:29.75 ID:s+XHJkPg0 パンドラ[禁后] http://horror-terror.com/c-real/entry_2412.html 私の故郷に伝わっていた「禁后」というものにまつわる話です。 どう読むのかは最後までわかりませんでしたが、私たちの間では「パンドラ」と呼ばれていました。 私が生まれ育った町は静かでのどかな田舎町でした。 目立った遊び場などもない寂れた町だったのですが、一つだけとても目を引くものがありました。 町の外れ、たんぼが延々と続く道にぽつんと建っている一軒の空き家です。 長らく誰も住んでいなかったようでかなりボロく、古くさい田舎町の中でも一際古さを感じさせるような家でした。 それだけなら単なる古い空き家…で終わりなのですが、目を引く理由がありました。 一つは両親など町の大人達の
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