小6と中3を対象に毎年4月に行われている全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)について、文部科学省は11月29日、学校別の成績公表を来年度から市町村教育委員会の判断で認めることを発表した。横浜市教委では、すでに2007年度から調査結果を公表しており、「さらなる教育改善に生かす」と公表継続の意向を示している。 全国学力テストについて、文科省が方針転換を行った。来年度の実施要領の見直しは、これまで禁じてきた学校別の成績公表に関するもので、市町村教委は学校別の結果を公表でき、都道府県教委は市町村別の結果公表も可能となる。 文科省が学校別の成績公表を禁じていたのは、学校の序列化や過度な競争を助長しかねないとの懸念からだ。一方で、保護者からは「子どもの通う学校の学力水準を知りたい」という要望も少なくなかった。 結果分析を重視 学校別成績の公表をめぐっては、実施要領に法的な拘束力がなく、全国各地で社
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