http://ulog.cc/a/fromdusktildawn/11523 上記リンク先を読んだ直後、たまたま街で凄いクレーマーを見かけてびっくりした。会話から察するに、何かの契約内容にクレームをつけているらしかったが、クレーマーの言動があまりに強烈すぎて、見ているだけでしんどかった。対応した店員は、たぶん今日一日グロッキーだろう。 クレーマー「お前が説明しなかったから頭に来てるんだよ!」 店員「契約の内容については、事前に説明しました。これが、署名の写しです」 クレーマー「そんなのマトモに読んでるわけないだろ!私も忙しいんだから!(激怒)」 店員「では、説明を受けた事実は確かなんですね」 クレーマー「お前、私のこと馬鹿だと見下してるだろう!頭に来た!(さらに激怒)」 うわぁ……こんな人、本当にいるんだ……。 クレーム対応という次元で見れば、店員側にも非があるかもしれない。「もっと上手い
現在発売中のTarzanが腰痛・肩こりを特集していた。へー、Tarzanがこの特集ですかと冷やかしに立ち読みでぱらっとめくりつつ、微笑みながら、あれ、PNFが載ってらとちょっと驚いたので買うことにした。とはいえ、PNFやその関連についてはこのエントリでは触れない。でもそういえば、と、標題の本のことを思い出した。ネタにしようとして、していなかった。 この本は、日本版の副題に「腰痛・肩こりの原因と治療」とあるように、とりあえず腰痛について書かれた本だと言っていい。米国では"Healing Back Pain(腰痛治療)"として1991年に出版され、話題となった。というのもこれを読んだだけで腰痛が完治したという人が多数出現したからである。ちょっと宗教みたいな状況だった。 と、書きながら、少しためらうのは、そう書くことでいかがわしい本であるかのような印象を与えるのではないかということだ。実は、この
周囲の人は双極性障害2型の人の「気遣い」にどれだけ助けられているかに気がつかない・・・・内海健 著「うつ病新時代 -双極性II型障害という病-」 書評 (第2回) さて、内海健先生の「うつ病新時代」への書評、前回に続く第2弾ですが・・・ 今回の内容は、もっぱら、本書の第6章、「同調性の苦悩」の内容からのご紹介です。 **** スイスのオイゲン・ブロイラーという精神病理学者(精神分裂病=統合失調症という疾病概念の提唱者。フロイトの初期の擁護者としても著名)が、統合失調症の人と躁うつ病(単なるううつ病ではありません)の人の病前性格を比較するために、前者を「分裂性性格」、後者を「同調性格」としてとらえることを提唱しました。 ここでいう躁うつ病の病前性格としての「同調性」というのは、世間一般で言う「協調性」ということと一見似ていますが、実はもう少し厳密な定義がなされています(このへんがあいまいなま
寸勁とかって、武術フリークの「浪漫」的な位置づけの技法ですよね。もちろん、捉え方としては、マンガに出て来るような、万能で超絶破壊力の技、という風に見ている人もいれば、もう少し現実的と言うか、ごく近間の間合いにおける有効な加撃技法の一種、という程度に見ている人もいるでしょうが、いずれにしても、打撃に用いる身体部位を、対象に相当接近した場所に置き、そこから有効な打撃を加える、非常に特殊な技法である(いわゆる常識はずれな)、という認識は共通しているでしょう。 で、単に「当てる」というだけでは武術的に意味は無いから、そこには「(武術的に)有効な」という合目的性が入ってくる訳ですね。要するに、「手なりを超接近させた状態から運動を開始して”効く”攻撃を与える」という目的。 その観点は、興味を持つ人なら誰しも解るものです。そして、何とかその技法を説明しようと、経験や観察に基づいて、色々な概念や用語を駆使
しぶしぶたたかうかんごふさん。新人の頃働いていたリハビリテーション病院に交通事故で脊髄を損傷し、下肢機能全廃の二十歳そこそこの男の子が入院してきた。 事故から間がないにもかかわらず、妙にさばさばとした明るい男の子で、入院時の機能測定をしたPTが「まだ機能回復が望めると思っているのかもしれませんね」と言っていたが、本人は「もうこれ以上よくなることはないと知っている」と、やはり元気にわたし達のアナムネに答えていた。わたし達はその明るさになんだか違和感を感じていたのだが、彼はまったく泣き言も言わずリハビリにも熱心で、自室でのトレーニングも欠かさず、他の患者とも仲良くやっていける、本当に「いい患者」だった。まだ若いし、これからの自立した生活に必要な準備を万端整えてから退院かと思っていたら 「必要最小限のことでいいんです」 と言って、自己導尿(脊髄損傷の度合いが高いと自力での排尿コントロールが難しく
「我が国では、年間自殺者が3万人を超えるなど、『国民のこころの健康の危機』と言える状況が続いています」(2010年4月3日、厚生労働省「こころの健康政策構想会議発足式」リリースより)。3月には「お父さん 眠れてる?」というポスターがあちこちに貼られました。「2週間以上続く不眠は、うつのサインかもしれません」。あなたは、そしてあなたの親しい人は、よく眠れているでしょうか。 この自殺数の異常な高止まりは、まさしく緊急事態です。日本で精神救急医療を立ち上げた精神科医、計見一雄さんに、この事態に対してなにかできること、知っておくべき事はなんなのか、伺ってきました。余談ながら、私は氏のべらんめぇな語り口が大好きなのですが(味わいたい方は『統合失調症あるいは精神分裂病 精神病学の虚実』などでどうぞ。この本は書名の印象に反してとても面白くて分かりやすい!)、今回は状況の深刻さを反映してか、静かで、迫力が
自分のことがわからない。 まず、容姿。 自分では容姿偏差値60くらいだと思ってるんだけど(人からかっこいいねと言われることもある)、時々50とかに見えて気が狂いそうになる。ちょっとした前髪の動きとかだけで。 気になって気になって鏡やガラスの写り込みばかり見てる。それでも不安は解消されない。これをやめよう。 WEBカメラを買ってPCにつけて、鏡よりも本当に近い(それは偏差値50やそれ以下が真の自分であるという事実)自分を直視しよう。 そしてそのワクの中でそれなりに努力して(WEBカメラでよく見えるようにする)、それが終わったら、外では鏡の類いは一切見ないことにしよう。 「鏡を見る」ということは、本当の自分に近づいているようで、本当はその周囲をぐるぐる回っているだけで自分にたどり着いていないんじゃないかと思う。 鏡を見るということは「あ、ガスの元栓締めたかな?」と出先で思い出すようなもので、け
小学校教員です。 はてなで普通にブログも書いてるんですが、妻もそれを知っているのでこちらに書きます。 昨年10月に結婚して以来、非常に幸せな日々が続きました。 夫婦関係も円満そのものだし、学級もまずまず良い雰囲気だったし。 ……今年4月までは。 4月に異動があり、現在の勤務校に配属されました。 昨年、結婚後に、お互いの実家の近く(妻の勤務先も近い)に引っ越して、以来かなり通勤時間が長くなっていました。 で、今回の異動は私自身の「引っ越し先の近くへ異動したい」という希望が通った結果、ではあります。 なので、喜ぶべき事ではあるのですが……。 ……つらいです。 何がつらいか、というのはまあ本題からそれるので詳述しませんが、学校の規模がずっと大きくなり、学級の人数も増え、その対応にてんてこ舞い……というか対応しきれてないですし(今までが人数少なすぎた、という話ではある)、地域にも対応が大変な保護者
親が産業動物獣医をしている。 牛のお医者さん。 自分の親ながら思うんだけど、すごい仕事をしてると思う。 まず、自分が診療に回ってる農家の牛、2000頭くらいは斑紋と名前が一致してる。 昔は農家も多く、全盛期は倍くらい覚えていたらしい。 うち半分の成牛(牛乳を搾ってる牛)に関しては、最後の出産や、最後にきた発情の日をだいたい覚えてる。 どういう病気をして、どのくらい乳がでるかなんかも当然。 その牛の親(雌親)と、種を言うことが出来る。 さらにその上の世代も。 下手したら飼い主よりも詳しい。 時に、というかかなりの頻度で診療や人工授精の依頼を断る。 「~あの牛?まだ時期じゃないからなんでもないよ」 って具合に。 逆に、依頼されなくても仕事をする。 勝手に発情の牛を見つけて勝手に人工授精して書置きを残していく。 勝手に病気を見つけて、手術して帰る。 餌から種から牛舎の設計から財務まで。 コンサル
10歳の少年が事故にあって救急病院に搬送されたものの、両親が熱心なエホバの証人であったため輸血を拒否し、最終的に少年が亡くなるという事件*1がかつてあった。十分に情報提供された成人が宗教上の理由で輸血を拒否する権利はあるし、また、子供がどのような医療を受けるかについては、原則として親権を持つものが選択・決定するというのもわかる。しかしながら、医学的にあるいは社会通念上、あまりにも常識から外れた決定を親が行った場合、社会が介入して子の生命を守るべきだ。今回、1歳の男児に対して輸血を拒否した両親の親権を一時停止することで輸血が行われた例が報道された。 ■即日審判で父母の親権停止 家裁、息子への治療拒否で(47NEWS) 東日本で2008年夏、消化管内の大量出血で重体となった1歳男児への輸血を拒んだ両親について、親権を一時的に停止するよう求めた児童相談所(児相)の保全処分請求を家庭裁判所がわずか
最近、「承認欲求」関連の記事を立て続けに見かけたので、保存がてら、まとめてコメントしてみようと思う。百家争鳴の観だが、多くの記事に共通しているのは「時代の変化」「承認欲求的な何かを体感することの、現代的困難さ」だったとは思う。そのうえで、見通しや対策について色々な人が意見交換している、という風にみえた。 なお、このまとめ記事では、混乱をできるだけ避けるために、A.マズローの欲求段階説にある用語「承認欲求」「所属欲求」「自己実現欲求」に統一したニュアンスで書いていくこととする。以下のリンク先の文章は「承認」「承認欲求」がそれぞれで微妙に違っているような気がするが、この記事クリップ上では、一律にマズローの欲求の階層を念頭に置いたうえで言及してみる。 Thirのノート 今回のやりとりのスタート地点、とおぼしき記事。この記事では、まず「承認」の定義づけから入っているが、内容から察するに、マズローで
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「処女や童貞のまま死ぬと妖精になる」の元ネタは「ジゼル」ですが 前々回の記事から言及してる、一連の騒動の大元のhashigotanさん。「お前ら子連れの夫婦全部死ねって事なんだよ!!!」という、「カップル死刑宣告」の次は、うってかわってハートが飛びかうような記事を書いていらっしゃいます。 で、昨日も今日も出先でMasaoさんの事ばかり妄想するようになりました。ここ最近色々ありすぎて弱っていた心にMasaoさんが嵌まり込んでしまいました。 彼女が居る男にマジになっても、自分が惨めなだけなので… つーかMasaoさんも最初から「友達になりたい」って言ってるだけだし。でも「友達になりたい」ってのは保険みたいなもので、実際会ってまんざらでもなかったら会った日にセックスするかもしれない… 私がお願いしたらMasaoさんは彼女が居ても私を抱いてくれるのですか。 あー・・・どうみても陽性転移ですわ。こり
★ 電脳ポトラッチ: 「処女や童貞のまま死ぬと妖精になる」の元ネタは「ジゼル」ですがことの顛末を見つつ、あたしゃどうもできんし背負えないから眺めているだけにしようと思っていたのだが、かなり最初の段階で怖れていた展開になってきたというかなんというか。私自身長期の精神科治療を受けている身でもあり治療者への陽性転移も行動化 *1 もやらかしたことがある。行動化が起こったときに適切に制止し、制止しつつもフォローして陰性転移にならないようにコントロールする能力が、治療者の側にないと治療関係は継続不可になる。患者の行動化を受け入れて恋愛関係・肉体関係になると治療者が当事者になってしまう時点で治療的関係じゃないし、陰性の感情が強くなりすぎると患者が治療者を刺すとかそうとう悲惨な事態になってしまうわけで。治療者はこのへんうまくやってくれたし、治療を継続するのが我々の共通の最優先事項だったので、今日まで治療
「ゲームのネガティブな面ばかりではなく、有効利用されている事例も知ってほしい」――デジタルゲームの国際学術会議「DiGRA2007」で9月27日、精神科医の香山リカさんらが、精神医療やリハビリテーションの現場でゲームを治療に活用した事例などを紹介した。 香山さんは1990年代半ばから20例ほど、精神医療でゲームを活用した治療を行っているという。「ゲームによってやればできるという自信がつくことが重要なポイント」と香山さんは語る。 例えば、対人恐怖で「引きこもり」だった女性のケース。家族に勧められWiiのスポーツゲームを始めた女性は、ゲームが上達するにつれて家族から評価されることが自信につながり、顔の表情が徐々に明るくなった。その後は、アルバイトに出かけるまでに回復したという。 また、相手の気持ちを想像するといったコミュニケーションが苦手なアスペルガー症候群患者の男性は、友人ができないことに悩
文化祭でカセットコンロ4台の上に鉄板2枚載せて焼きそばを作っていたらガスボンベが爆発、生徒15人負傷…私立豊南高校
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