最近は仕事が忙しくなってしまったおかげで、ヘッドホン界隈の新しい話題は、ミーハーなくせにキャッチアップでやっとです。そんな中、発売時にいろいろな意味で話題になった。Final DX6000を試聴させていただく機会にやっと恵まれました。話題に乗るという意味ではやはり旬を逃しましたが()、その分、冷静に聴くことができたような気もします。ですので、ちゃんとブログ記事にしておいてもいいのかなーと思い、筆を執っています。 試聴は今回もフジヤエービックさんのBoulder 812、バランス接続で行いました。 全体的には、光る部分はありつつも問題点が大きく、総合的に見ると巷の評価に近いところに落ち着くのかなー、といった印象でした。まず、非常に大きい問題点がいくつかあります。 一番気になった部分は、音像の収束感の少なさです。よくよく聴いてみると、音像が微妙に二枚の重ならない何かになっているように聞こえてき
