何もなさずに生きるより、何かを成し遂げてから死にたい。最高のハッピーエンドは訪れない……だけど、きっと頑張れば何か報われる。私は物語においてそういった結末を求めてしまう。 『永遠の七日』は、そういった思考にがっちりハマるRPGである。本作は世界が滅びるまでの7日間を生き、何度も時間を巻き戻して異なる生き方を模索し、世界を救おうと試みるシミュレーションRPGだが……好きなキャラクターを幸せにしたら、世界は滅びる。世界を救えば好きなキャラクターは死ぬ。さあ、あなたはどちらを選ぶだろうか。 ゲームの舞台は、黒核と呼ばれる物質によって7日後、破滅を迎える世界。 プレイヤーは黒核にあらがう力を持った“異能者”の指揮官となって戦うが、黒核と敵対勢力の力は強く、そう簡単に世界を救うことはできない。 何度も失敗を繰り返し、そのたびに謎の力によって世界は1日目に巻き戻され、少しずつ世界の秘密を知り、最後に世
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