関西の伝説的飲料「ネーポン」が、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(総合、前8・00ほか)の視聴者の間で話題になっている。主人公・るいが働くクリーニング店の近くに貼られたオレンジ色と水色のポスターから、昭和から平成時代に関西で愛された「ネーポン」を思い出す人が続出。”朝ドラ効果”で売り上げが伸びているという。 昨年末から放送が始まった2代目ヒロイン編では、深津絵里が演じる主人公るいが昭和30年代の大阪で生活する。るいが働くクリーニング店向かいの壁にはオレンジ色と水色の絵柄に「メーポン」の文字が入ったポスターが貼られ、背景として映り込んだ。放送後はツイッター上で「メーポン」の”元ネタ”は「ネーポン」ではないか、と考察する声が上がった。 「ネーポン」は1960年代前半に「ツルヤ食料品研究所」(兵庫県神戸市)が発売したかんきつ果汁入り飲料。銭湯や飲食店などで親しまれ、牛乳配達と一緒に家