デンカの宝刀（名古屋の弁護士ブログ）: 日本の伝統芸能としての古武道「 各論③ 日下捕手開山竹内流(2) 」竹内流の小具足腰之廻の形を見ると 大東流の一本捕りなどの原型を彷彿とさせるものがある。 大東流一箇条の一本捕りについては、 そもそもの原型（脇差しを持った場合の形）が演武されることもあるが、 その他の一箇条の数々の技も小具足の応用であるものが多い。 例えば、一箇条の逆腕捕りの当て身は、脇差し二刀からの応用といえるし、 （えっ！ 脇差しは一本しか腰に差していないはず？？？？？ 実は、脇差し２本持ってること自体に口伝（秘伝）がある。） 各技の極めの当て身も、脇差しなどの短刀による止めである。 大東流は明治期以降に発展した流派であり 素肌護身術としての側面を重視したため 小具足の技を素肌武術に昇華するとともに、 小具足特有の技術の多くを捨ててしまったといえるかもしれない。 また、竹内流は、柔道や合気道が畳の上で稽古するのと異なり 板の間での稽古が普通らしい。 したがって、受け身の仕方も柔道や合気
