任天堂のゲーム機「Wii」の販売利益について、経済誌「Forbes」が分析した結果がネットで話題を呼んでいる。同誌によると、「Wii」本体一台あたりの利益は6ドル(約550円)だという。 従来のゲーム機とは一線を画し、ワイヤレスのコントローラーでテレビ画面と一体化する操作感で独特のソフトを提供する「Wii」は「全く新たなゲーム人口を作り出した」と評価。 対抗機であるソニーの「PS3」、マイクロソフトの「xbox360」とは異なる路線で勝負し、価格の安さを含めカジュアルユーザー、つまりはゲーム自体にそれまで興味を持っていなかった層にまで購入させた戦略を高く評価している。 「550円しか利益がでていないのに評価が高いのは何故?」という声があるが、からくりはハードではなくソフトにあった。 それはファーストパーティ(自社開発)製ソフトの比率である。「Wii」本体を販売する任天堂はハードだけ