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ブックマーク / diary.uedakeita.net (7)

  • ネコと仲良くするさまざまな方法 - 真顔日記

    月に一度、杉松の家に行っている。そして5匹のネコたちと再会する。ネコは私のことを完全には忘れていない。しかし住んでいた時の態度とも微妙にちがう。少しだけよそよそしくなっている。その態度にショックを受ける。 何度か帰るうちに分かってきた。ネコは私を「○○してくれる人」として認識している。だから久々に登場したときは反応がうすい。しかし住んでいた当時にしていたことを試すと、一気に思い出してくれる。これが、たまにしか会わないネコと関係を維持するためのテクニックなのか。 具体的な方法がネコごとにちがうのも面白い。セツシと菊千代という二匹のネコは棒をふって遊ぶと思い出してくれる。なんとなく小学生男子といった風情だ。ネズミのオモチャを投げてやることも効果的。うれしそうに走っていき、くわえて持ってきてくれる。「オモチャで遊んでくれる人」と認識されているんだろう。 影千代というネコは簡単である。何もしなくて

    ネコと仲良くするさまざまな方法 - 真顔日記
    ch1248
    ch1248 2018/05/02
    ネコはトイレ覚えるとそこで排泄するので、シンクで敢えてやるのは解ってやっているという事だ。
  • 突然、ネコはチンピラの顔をする - 真顔日記

    かわいいと思って油断していると、突如、チンピラの顔をする。それがネコという生き物である。肉動物としての根っこが出ると言えばいいのか、透明感で売る女優がのぞかせる元ヤンとしての素顔と言えばいいのか。とにかくネコと暮らしていると、唐突にチンピラの顔をされて驚くことがある。 あるとき、初音が玄関で私のコンバースをいじくっていた。ひもがあるのが面白いんだろう。私のコンバースは定期的にネコたちに蹂躙される。コンバースをクッションにして寝ることもあれば、ひもを噛んでいることもある。私も慣れたものだから、好きにしなさいという態度で写真を撮っていた。 その後、別のネコもやってきた。ヒモで遊ぶのはやめて、二匹でのんびりとしていた。牧歌的な光景がそこにはあった。私はそのまま写真を撮り続けていた。しかし次の瞬間、何のまえぶれもなくチンピラが登場した。 これだ。これが唐突に出てくるチンピラである。何の伏線もない

    突然、ネコはチンピラの顔をする - 真顔日記
    ch1248
    ch1248 2018/05/02
    決定的瞬間だ。
  • aikoの歌詞の怖さについて - 真顔日記

    aikoは常に「あたしとあなた」のことを歌う。そしてaikoを聴くとき、私は男でありながら「あたし」になっている。この話は何度か書いた。私のなかに住む背の低い女をaikoが引きずりだしてきたという話である。aiko音楽の前では、私は平気で性別を飛び越えて、「俺はaikoだ」と断言してしまえる。「俺とはaikoの別名だったのだ」と言ってしまえる。 それはまあ、いいだろう(社会的にはよくないが)。 さて、私は男として生きている。つまりaikoの曲を「あなた」の立場で聴くことも可能だということだ。しかし、「あなた」の立場でaikoの曲を聴くことは怖い。 怖さのひとつは、いわゆる「女の計算の怖さ」なんだが、これは今回の主題ではない。それでもいちおう具体例をあげておくと、 愛しい人よ くるくると表情を変えながら あたしの手のひらの上にいてね 『恋人同士』 あなたが悲しくなった時 見計らって逢いに行

    aikoの歌詞の怖さについて - 真顔日記
    ch1248
    ch1248 2017/03/05
    うーん、少々ナイーブ過ぎるように思えてしまうな……。命かけてる人間は基本的に怖いし、そういう人種を見慣れてないだけに見えてしまう。
  • 近所に大戸屋ができてほしいという祈りにも似た気持ち - 真顔日記

    私はほとんど自炊をしない。だから近所にある飯屋で日々の事が决まる。これは同居人もそうである。行きつけの飯屋を五つほど用意して日々をまわしている。そんな生活である。 しかし近所にふつうの定べられる店がない。中華、牛丼、カレーはある。パンや麺類もある。インドカレーにナンをひたしてべられる店まである。なのに、ごはんに味噌汁、主菜に小鉢という日的フォーマットで出てくる店がない。 自分の住んでいるあたりの問題なのか、意外とそういう場所は多いのか、とにかくそんな日々を過ごしているから、私と同居人のあいだに、「近所に大戸屋さえあれば……!」という祈りにも似た気持ちが生まれている。 もっとも、最後に大戸屋に行ったのは二人とも十年ほど前で、私はむかし東京に住んでいたころ、立川駅近くの大戸屋に通っていた。そして同居人は河原町で働いていたころ、会社の昼休みによく大戸屋に行っていた。 対象が日常から

    近所に大戸屋ができてほしいという祈りにも似た気持ち - 真顔日記
  • http://diary.uedakeita.net/entry/2016/08/18/203246

    http://diary.uedakeita.net/entry/2016/08/18/203246
    ch1248
    ch1248 2016/08/19
    なんか知らんけど、90年代当時の中年にウケている作品はそういうのが多い。20年後、萌えの文脈も失笑の対象になるのかもしれん。
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  • スラムダンクの深津をほめるおじさんについて - 真顔日記

    スラムダンクの深津をほめるおじさんについて書きたい。 そのためには、まずスラムダンクの説明をしなければいけないが、これはまあいいだろう。九十年代を代表するバスケ漫画である。読んだことのない人も題名くらいは知っていると思います。 次に深津である。これは少し説明が必要かもしれない。湘北高校が物語の最後で対戦する相手、山王工業のキャプテンだ。 深津は作中で一度も笑顔を見せない。徹底的にクールなキャラクターとして描かれている。ちなみに語尾は「ピョン」。このへんは作者のバランス感覚だろう。どこかに隙を作らないと怖すぎると思ったのではないか。 これくらいで準備はいいだろう。ということで、今回の主題である「スラムダンクの深津をほめるおじさん」の話だ。これは作中に少しだけ登場するキャラクターなのである。画像を引用しておこう。完全版20巻52ページ。 「深津だ。いつも黒子役に徹する深津のパスがあっての山王工

    スラムダンクの深津をほめるおじさんについて - 真顔日記
    ch1248
    ch1248 2016/07/28
    この記事、すげえ好き。
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