素数夜曲 女王陛下のLISP読みました。簡単に感想を。 本の内容 タイトル通り数学とLispの本です。 この本は大きく前半と後半(付録)に別れています。前半は算数から数学に自然に入って行くような内容が講義形式で話が進みます。整数、最大公約数から入り、無限、有理数、無理数と、数を扱った数学をわかりやすく説明しています。この本の基本スタンスが、「手を動かして自分で法則に気がつく」事を重視しています。数学の楽しみ方を音楽に例えているのははじめて見ました。音楽の楽しみ方が、下手でも良いから演奏することのように、数学に関しても主体的に取り組んでいくことがとても大事というのは共感できます。プログラミングも同じですね。数学の本なのに英語の表記を併記してあるのは助かります。よくわからないところは、検索しもって読んでいくと面白いと思います。時々AAで書かれた検索梟が登場して「○○」で検索しろと教えてくれます