まさかの出会い 誰もが見たことのある、この小さな装置。 クルクルとつまみを回せば、ポロリポロリと、透明感のある金属の音が聞こえてきます。 これはオルゴール。 なのですが、たぶん皆さんが知っているそれとは、きっと全く違う物。なぜかというと、このオルゴールだけでは音を鳴らすことができないからです。 よく見ると、上の部分に平たい口のような所があって、ここにあるものを挟んでから、つまみを回してやると、耳慣れたあの音色が流れ出します。 その"あるもの"とは、穴の空いた紙の帯。 幅4cmほどの紙を差し込むと、回転によって紙が吸い込まれていき、通過する穴の位置に合わせて音が出る、という仕組みです。 と、ここまででも「ほほーっ。」という感じ。 だけど驚くのはここからです。実は、今回紹介するこの紙の帯には、漫画が描かれているのです。 その名も「紙巻きオルゴール漫画」。 コマを送るように、スルスルと出てくる漫
壁を偏愛する男 カバン作家のカガリユウスケ。 「壁を持ち歩く」というコンセプトを掲げ、カバンを作り続ける彼は、まるで左官職人のように、建材のパテを皮に塗り込め、小さな建築とでもいうべき物体を作り出します。 そこでいう「壁」とは、ガラスやステンレスで構成されたそれではなく、ビニルクロスで覆われたインテリアの壁でもありません。 カガリくんが偏愛する壁は、時に半世紀以上の歳月を重ね、雨だれが染み付き、塗装はひび割れ、すすけたような壁。 時間の堆積によって刻まれる、枯れた表情を浮かべる壁の美しさに惹かれ、恋焦がれた末にたどり着いたのは、その壁を所有し、持ち歩くという作品でした。 壁になる そんなカバン作家が作る布。 それは彼がこれまでに撮りためた、無数にある壁の写真から、この作品のために選ばれた数点を、生地に転写したものです。 眺め、偏愛し、そして持ち運ぶに至った壁。 そんな壁で体を覆い、自らを壁
妖しく光る物体 まるで異星から飛来したような。 SF的な雰囲気漂うこの物体は? これは、特殊カバン作家カガリユウスケの手によってつくりあげられた発光体。彼の作品は、これまで幾度となく紹介していてきるので、ご存知の方も多いでしょう。 外壁をモチーフにして作るそのカバンについては、他のページでじっくりとご確認いただくとして。 今回は、妖しく光が漏れ出すこの物体を紹介します。 発光する壁のかけら この発光体が発表されたのは、2015年のコレクション「FLOWER OF WALL」にて。同時に発表されたカバンの数々は、すでにこのサイトでも紹介しているので、コレクションの詳細については、こちらでご確認を。 > 導かれた立体 > 壁をまとう 他にも、これまでにこんな作品を紹介しています。 > 都市型迷彩2017 > まさかの巻きもの > リペア魂 × Dr. カガリ > 外壁を携えて > このバック繊
長さをオーダーできるハンガーバーです。装飾性を削ぎ落としたデザインで、タオル掛けとしてはもちろん、S字フックを引っ掛けてキッチンツールを掛けたり、多用途に使えます。 この手のハンガーバー、似たものはよく見かけますが、留め部分に妙な丸みがあったり、ちょっとカントリー調だったり、凝った作りの作家ものだったり、なかなかちょうど良いものを見つけることができませんでした。ということで、自分にとってちょうど良いものをつくりました。 溶接部分はちょっとざっくりですが、雑な感じではなく、あくまで素材に忠実な「ざっくり感」。 ハンドタオルや『S字フック』を引っ掛けたり、目隠し用の布を掛けたりと、多用途にご利用いただけるかと思います。
自分で家を壊したことってあります? 普通はないですよね。 不謹慎な言い方をしますが、人の家を壊すのは実に快感なのです。 もう、がむしゃらに壁をバールで叩いてください。 家がどんどん壊れていきます。 これはもうストレス発散も兼ねたエクササイズなのです。 それだけではありません。 壊しながら家の構造がどうなっているかも分かってしまうわけです。 家の中の壁や天井がどんな風にできているか、 頭で考えても難しいですが、壊せば分かります。 興味本位の人も、体を鍛えたい人も、 家のつくりを知りたい人も、 効率の良い壊し方を知りたい人も、 ひたすら内装を壊していく3日間です。 お気軽にご参加ください。 実は、このイベントは「リノベーション トライアウト」のプレイベントでもあります。 本気でリノベーションの施工に挑戦してみたいと思っている人は、ぜひ今回の解体からご参加ください。 本当は解体から完成までの全行
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