教育や男女平等の先進国であるフィンランド発の絵本「ルビィのぼうけん」(翔泳社)が今、世界的な人気を集めている。好奇心旺盛な女の子ルビィが、宝石集めの冒険をする絵本で、物語を通じてプログラミングの基本的な考え方にふれることができるというもの。2015年秋にフィンランドやアメリカで出版され、現在は15カ国で刊行されている。 日本でも5月に発売、1カ月経たず3刷2万部のヒット。小学校でのプログラミング教育が2020年度から必修化される見通しとなり、子どもを対象にした民間のプログラミング教室が増えるなど、プログラミング教育に対する関心が高まっていることが背景にあるようだ。