翻訳に関わらせていただいた書籍「メンタルモデル – ユーザーへの共感から生まれるUXデザイン戦略」が発売になりました この本は、著者のインディ・ヤングさんが考案した「メンタルモデル」とよばれるタワー型のダイアグラムを作成することにより、ユーザーの行動にある動機や価値観を整理し、それに合わせて既存のプロダクト・サービスのチューニングや新規サービスの発想しようというものです。具体的なプロダクト・サービスのデザインではなく、その一歩手前で使うダイアグラムがゴールとなります。ユーザーに共感し、その行動を根本から理解できればプロダクト・サービスの方向性にブレがなくなる。そして、可視化されたダイアグラムは将来にわたってサービス開発のベースとして長く使えるものである、というコンセプトに基づいています。 Rosenfeld社のシリーズの特徴でもあるのですが、この本も非常に実務的に書かれており、ダイアグラム