仏パリ(Paris)中心部の観光名所アンバリッド(Invalides)で行われた同性婚反対デモで、会場を埋め尽くした人々(2013年5月26日撮影)。(c)AFP/ERIC FEFERBERG 【5月27日 AFP】フランス・パリ(Paris)中心部で26日、今月成立した同性婚合法化法に抗議する大規模な抗議集会が行われ、一部の参加者が警官隊と衝突し96人が逮捕された。警察発表による参加者は15万人。一方、主催者側は100万人が参加したと発表した。 デモ会場となった観光名所アンバリッド(Invalides、旧廃兵院)は、同性婚反対派のシンボルカラーとなっているピンク色と青色の旗で埋め尽くされた。与党・社会党本部前で極右活動家らがフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領の退陣を求める一幕もあったが、デモはおおむね平穏に行われた。 しかし夕方になってデモが解散する際、警察