NFS でマウントしたストレージ領域を Samba (CIFS) 経由で 公開することは鬼門らしい。。。 こういう話はずいぶん前から知っていました。 ローカルのストレージ領域を CIFS で共有する場合と比較して、いろいろな問題が生じます。 現在、我が家では NAS4Free で ストレージを集約しているわけですが、過去の経緯でネットワークパスを変更したくない理由があって、 Linux(CentOS) で立てたファイルサーバー ( Samba サーバー)に NFS でストレージ領域をマウントして共有しています。 現在の環境に至るまで、自宅の環境を整備するたび調べて、試行錯誤を繰り返して対処してきたのですが、 自宅という超少人数(ほぼ自分一人)で使う分には、 不満のないレベルで安定したので、備忘録の意味もかねてまとめておきます。 まずは NFS クライアント側のマウント設定。 これを行わない
今回はロックを通して、SMB/NFS のプロトコルを眺めてみることにする。 1. ロックはなぜ必要か?そもそもなぜロックが必要かと言えば、排他制御のためである。複数のアプリケーションやクライアントから同じファイルを操作していた場合、書き込み(場合によっては読みだしも)ある瞬間特定のアプリケーションやクライアントが他に邪魔されることなくその操作を行えることが必要となってくる。このため、何らかの仕組みを用いてこれを保証することが必要になってくる。この仕組みの一つとして「ロック」が存在する。排他制御をきちんとやることによってデータの予期せぬ破壊や古いデータに基づいてアプリケーションが動いたりすることを防ぐことができる。 ロックの種類は大きく分けて 2 種類あり、強制的なロック (mondatory lock) とアドバイザリーロック(advisory lock)というものが存在する。前者はロック
Mac上のNFSをasync書き込み許可してVagrantを爆速にする - NFS of Vagrant on the Mac to detonation velocity share folderMacVagrantVirtualBoxDockerboot2docker 2015-04-29 更新 VMWareをお持ちであれば、Mac上のdockerでVMWareのネイティブフォルダシェアが実現した話をどうぞ。 まえおき 業務で実際に仮想環境としてよく使われるようになったVagrant,Macでのローカルのファイル同期はnfsを使うのが一般的だと思いますが,そのnfsの設定を変更して,Vagrantを爆速にする話. 手元の環境では,大体2倍の速度が出ています. 大体はタイトルの通りasyncを効かせるんですが,日本国内でVagrantに適応している情報がなかったので,書いておきます. 結
FreeBSDでZFSを使ったファイルサーバを構築し、MacOSからNFSマウントして使い始めました。 マウントした後、日本語を含むファイル名の文字コードの違いにより若干ハマったので、書き記しておきます。 MacOSの文字コードはUTF-8ではなく、UTF-8-MAC MacOS以外の一般的なシステムでは、UTF-8を使うのが一般的となり、Windowsですらサポートするようになってきました。 ご多分に漏れずMacOSもUTF-8はサポートしており、システムもUTF-8で正規化されています。 しかしながら、UTF-8の中にもUTF8 NFCというものと、UTF-8 NFDというものがあり、濁点、半濁点の扱い方が異なっているようです。 MacOSは後者のUTF-8 NFDで正規化されており、UTF-8-MACと呼ばれているようです。 LinuxやFreeBSDなどはUTF-8 NFCで正規化
今までファイル共有ではCIFS(Samba)を使っていたのだけれど、Windowsがいないのにこいつを積極的に使う理由もない(最後が.(ドット)で終わるフォルダが扱えなかったってこともあった)。かといってAFPを使うにはnetatalkのインストールをしなきゃいけないし、微妙だなぁと思っていた。でもよく考えたらOS XはUNIXなのだからNFSが使えるじゃん!ってことで、この前から使ってた。NFSv4もいずれ試したいしね。 でも、たまにファイルが開けなくなって、規則性を見ようとしたら、あんがい簡単に判明した。ファイル名に濁点、半濁点がある時で、これが原因となるNo.1といえば、そう、Unicode Normalization!(シラネーよ) 正規化形式 D (Normalization Form D, NFD) 正規化形式 C (Normalization Form C, NFC) OS
Solarisとのファイル共有も考えてNFSが喋れるNAS(NETGEAR ReadyNAS)を買ったのだけど、Mac からの NFS の書き込みが激遅なのでなんとかしてみた。 改善前の状態 Mac ⇔ NAS 間ギガビットでつながっているにも関わらず、スループットが数Kbps程度で、以下のエラーが延々と繰り返す。 nfs server readynas:/data/Documents: not responding nfs server readynas:/data/Documents: is alive againついカッとなって Wireshark でパケットを調べた所、Mac からの NFS の COMMIT リクエストに対する NAS側からのリプライに時間がかかっている(30秒超!!)ことがわかった。 対策 NFS マウント時に async オプションを追加し、データの WRIT
はじめに macからlinuxへnfsマウントしてsublime textでファイルを編集する際に困ったことがあったのでメモ。 困った内容 以前macからlinuxへnfsマウントをする記事を書いた。 Mac OS XでCentOSに入れたsamba経由でのアクセスが遅いのでNFSにしてみるメモ(exports, mount_nfs, diskutil unmount) 上記の記事でやりたいことはこれ macをnfsクライアント(マウントする側) linuxをnfsサーバー(exportsする側/マウントされる側) mac側とlinux側のユーザ、グループは一致していない macではエディタとしてsublime textを使ってlinux(nfs)のファイルを保存/編集 困ったこと finderでnfsマウントしたディレクトリ内のファイルを見ようとすると表示されるのが激重だった 対応前の設
はじめに 開発の際にcentosにsambaいれてmacからつないでたんですが、nfsで繋いだほうが早そうとのことでやってみることに。 こんな感じの場合ですね エディタとか使うクライアントにmac ソースの場所centosで開発 プロジェクト内のファイルやらソースが多いと今のところsamba激重です。。。 ※ ネットワークやsambaの設定やらで解決するのかもしれませんが ながれ CentOS側でnfsをexport(共有したいディレクトリの公開的な) mac側でマウント マウントで困ったこと 1. CentOS側でnfsをexport(共有したいディレクトリの公開的な) centos側では主にこんな感じの作業が必要です nfs設定に必要なヤツの確認 or インストール nfsの設定 nfsの再起動 nfs設定に必要なヤツの確認 or インストール まずは必要なものをインストール。 たいが
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